住宅がコンパクトになっている今、考える事。~ベッド編~

ここ数年、住宅がコンパクトになってきています。数年前は、子供室は昔6帖が今は4.5帖が当たり前。寝室は昔8帖が今は6帖が当たり前。LDKは小さくなってはいませんが、無駄な廊下を極力省いた効率的な間取りになっている事が多いと感じます。

そこで大事になるのはコンパクトになったとしても問題なく家具を配置できるかどうかです。
いざ住み始めて窮屈な暮らしにならないよう、まずは一番コンパクトになってきている子供室や寝室に置く、ベッドサイズを確認してみます。

ベッドには、主に5種類あります。
小さい順から、
■シングル   970mm×1950mm
■セミダブル 1200mm×1950mm
■ダブル   1400mm×1950mm
■クイーン  1600mm×1950mm
■キング   1800mm×1950mm


次に4.5帖と6帖のお部屋に設置して、残りの寸法を確認してみます。


図面で判ることは、ダブルベッドまでなら4.5帖のお部屋でもある程度の空間を確保することはできそうです。しかし図のようなドアだとベッドまでの距離が近いので、この場合は引き戸で出入りする計画が良さそうです。

皆様も寝室にどのベッドを配置するのかをプランニング前に考えてみてコンパクトでも窮屈ではないお家・お部屋になる様にしてください。
次回は、ダイニングテーブルについて考えてみます。

ありがとうございました。

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