テクノストラクチャー構造計算(災害シミュレーション)について

前回のブログ(テクノビームについて)はこちら

日本は「地震大国」と言われています

日本の国土面積は、世界のたった0.29%しかありませんが、世界で発生している地震の約10%が日本で発生しています。
日本はプレートとプレートの逆目に位置しているので、基本的にどこにいても、地震が起きる可能性があります。
特に活断層がある地域で地震が起こると言われていますが、2024年1月の能登半島地震では活断層がない地域で発生しました。

さらに近年では大きな地震が繰り返し発生しています。なんと過去30年間で、震度6弱以上の地震が64回も。

「構造計算」は「住まいの災害シミュレーション」

構造計算とは、地震・台風・豪雪など家にどのような力が加わるかを計算し、その力に住まいが耐えられるかどうかを検証するもの。いわば「住まいの災害シミュレーション」のようなものです。

実は2階建て木造住宅では義務付けられていない「構造計算」

安心できる強い家を建てるためには大切な「構造計算」ですが、一般的にはあまり知られておらず、「家を建てることを考えはじめてから構造計算という言葉を知った」という方も多いかもしれません。
実はこの「構造計算」、建築基準法では一般的な2階建て木造住宅には義務付けられていません。
一般的な2階建て木造住宅は大半がもっと簡易な「壁量計算」という方法で建物の強度を確認して建設されているというのが実態です。

テクノストラクチャーではすべての建物について「構造計算」で科学的に強さを確認

法律では義務付けられていない「構造計算」ですが、テクノストラクチャーの家では、1棟1棟の間取りに対して必ず「構造計算」を行っています。これは、間取りや条件が1棟1棟違う住宅の確かな安心のためには、建物の強さを科学的に確認する必要性があると考えてのこと。強度が高い部材を使うだけではなく、その部材の組み立て方も重要。だからこそ、テクノストラクチャーでは大工さんや建築士の勘に頼るのではなく、強さを科学的に確認する「緻密な構造計算」を行っています。

388項目に及ぶチェック項目で緻密な「構造計算」を実施

ひとくちに「構造計算」と言っても内容は様々です。一般的に行われている構造計算が200項目程度なのに対しテクノストラクチャーの構造計算は388項目をチェックします。厳しい自社基準を設定し安全性を追求しています。

388項目に及ぶチェック項目で緻密な「構造計算」を実施

構造計算とは、地震・台風・豪雪など家にどのような力が加わるかを計算し、その力に住まいが耐えられるかどうかを検証するもの。

「構造計算」の保証書をパナソニックが発行

1棟ごとに行った構造計算の結果は、「構造計算書」と「構造計算保証書」としてパナソニックが発行しています。
これは、構造計算結果と構造計算方法についてパナソニックが保証することを表す書類です。

次回

さらなる安心を手に入れるためにできる地震対策とは?

TOPへ戻る